こんにちは。
今回はとある企業に応募した時の記録です。
40代で事務系転職を目指している方の参考になれば幸いです。
転職サイトで良さそうな求人を発見
毎日、複数サイトの求人をチェックするのが日課。
ルーティンワークとも化した求人検索で「あ、これいい!」という求人を見つけました。
- 営業事務
- 上場会社の子会社
- 残業10h以下。
- 社員数35人
- 給与面も希望通り
しかも年齢問題も大丈夫そう。
不安なのは、求人票に会社名は記載されていないこと。
そして簡単な住所が書いているだけで(番地なし)、最寄り駅もわからないし通勤範囲内かとうかが判断できないこと。
時々、駅からさらにバス15分なんてありますからね!
転職エージェント経由で申し込む
早速エントリーしました!
私が今回連絡したのは、中小転職エージェントさんです。
2日後転職エージェントさんから返信がありました。
「ぜひ面談させて下さい。」
やったー!
面談まで取り付けた♪
40代の転職となると、まず面談を取り付けるのが本当に大変だといいます。
求人先の人が若い方を希望していたりしたら、40代とは会ってもムダですからね。
会って頂けるということは、とりあえず年齢問題はクリアと考えていいですよね!
早速面談に行く
さて、約束当日。
仕事終わりに転職エージェントへ。
仕事内容について詳しい話を聞きます。
詳しい話・・を聞いたところ、
今回の求人企業、社員総数は35人だけど、配属先の本社には10人以下という残念な情報が。
しかも役員含め10人以下…。
事務所常駐は5人以下…。
それは私にとってNGなんです。
本社だろうがなんだろうが、事務所に10人以下は絶対イヤ。
今の勤務先が同じように少人数で、それが嫌で嫌で仕方ないのです。
40代のくせにわがまま言っていることは承知の上。
どちらにしろタイミング悪く、その会社は、今週有望な方の第二次面接があるので多分その方で決まるかもしれない。ということ。
あーあ残念。
別の仕事を紹介してくれた!
今日は来た意味なかったかなー・・。と若干がっかりしていたら、転職エージェントさんが
「実はこの件よりも、私に合いそうな仕事があると。年収もこちらの方が良いし、興味ありませんか?」
と。
元々そのつもりでお会いしてくれたみたいです。
とりあえず私と面談して、私がその社風に合っているようだったら紹介してみようと考えていたっぽいです。
そしてその仕事が、ドストライクです❗
仕事内容も、待遇も、会社も私にはもったいないレベルです。
ただ・・
紹介予定派遣なんですよねー。
エージェントさんによるとこの会社は中途採用はすべて紹介派遣経由とのこと。
ただし、正社員直接雇用前提だし、これまでの実績から考えれば、無断欠勤が続くとかがなければ正社員採用されてきているとのこと。
それなら大丈夫かな?
これはチャレンジさせてもらいたいと、私はその場で応募することにしました。
書類審査通過!
転職エージェントさんに応募の意思を伝えた翌日、早くも書類審査通過の連絡が!
やったー!
エージェントさんと面談しているときに感じたんですが、書類審査はほぼエージェントさんに任されていたように思います。
その会社の求人はこのエージェントさんだけが独占で長年引き受けているような話がありましたので、書類選考もある程度任されていたのではないかと思います。
面接は一週間後です。
正社員直接雇用が前提なので面接は所属先と人事部と2回あるそうです。
一次面接
さて一次面接。
エージェントさんからこの会社の一時面接はかなりフランクな感じで、面接というよりは面談に近いと事前に教えてもらいました。
当日の面接官は2名。私より少し年上の方かな?ほぼ同世代と言ってもよいくくりです。
かなりフランクな雰囲気で面接は進みました。
他社の面接のときも聞かれましたが,子どものことはやはり気になるみたいです。
残業に対応できるかは企業としてはポイントみたいですね。
私の場合は子どもが中学生なので大丈夫というような返事をしましたが、中学生の子供がいる方で残業不可な方がいるようで結構念入りに確認が入りました。
失敗したこと
いわゆる「最後に何か質問ありませんか?」という最後のシメ。
私個人的には十分話を聞いていたし緊張していたこともあって一瞬話に詰まってしまって。
考えている私に逆に面接官の方が気を使って社内の雰囲気などを話してくださいました。
最後に質問って、逆に自分のやる気アピールの時間でもあるんだなということを実感。
最終的には自分からもいくつか質問しましたけど、質問がない=興味がない ととられかねないから気を付けようと思いました。
1次面接通過!
ありがたいことに、1次面接を通過。
担当の方に一緒に働いてもいいなと思ってもらったということでしょうか??
ありがたいことです。
次は人事部との面接です。
転職エージェントさんには、こちらはいわゆる「面接らしい面接」との事前情報がありました。
そして、どうも私がこれまで小さい会社で事務を行っていることが結構ネックになっているっぽいという情報が。
パート事務っぽいイメージがあるのかな?
まぁ、そういうイメージついちゃいますよね。40代で小さい会社の事務っていうと。
決してそんなことはないんですが、大企業からみると仕方ないことなのかも。
これは、私に実際に会って判断してもらうしかありません。
それでダメだったら仕方ないかなと割り切ります。
経験をごまかしたり自分を大きく見せても仕方ないとも思っていたので、今まで自分が残してきた実績と経験を正直に話していって私という人間を知ってもらおうと思いましたね。
この時、私はこの会社に入りたいという気持ちが高まっていましたので、対策をしっかり練ってから望むことにしました。
2次面接(最終面接)
さて、人事部の方との面接。
大学卒業に遡り、割と細かくキャリアを確認されます。
- 転職理由
- 志望動機
- 1次面接で現場担当会ってどうだったか?
- 私にとっての「仕事」とは
- 自分の短所
- 私からの質問
などが二次面接の内容です。
特に問題なく答えられたと思います。
さて結果は・・・
残念ながら不採用でした。
二次面接から結果がでるまで1週間かかっていたのでこれはダメだったかな~と思っていましたが。
でもその間、転職エージェントさんが2回も電話くださったんですよね。
結果が遅れている理由をきちんと説明して下さっていました。
もう一人候補者が現れ、その方の面接が終わってからご連絡しますと。
日程まできちんと教えてくださいました。
私で即決!とならなかったのは私の力不足ですね。
不採用の際もきちんとお電話をくださって、応募者をきちんと扱ってくれる良い転職エージェントさんなのが救いです。
大概の転職エージェントは不採用通知はメール1本ですからね。
不採用理由は・・
- 私がこれまで小規模企業でしか勤務していないこと。大企業での経験がある方の方が望ましいこと。
- 会社全体が高年齢化がしているため、どちらかというと若い人の方が良い。
という2点。
もう一人の応募者の方は上記2点をクリアしていたため、そちらの方が採用されたとのこと。
私が歩んできた道は変えられませんし、年齢も変えられません。
これはどうしようもありません。
だから私はスパッとあきらめることにしましたよ。
あー残念だった!!
でも、紹介派遣っていうのがずっとひっかかっていたので、まあよかったかな(負け惜しみ?)
まとめ 最後の希望
今回は、自分ではどうしようもないことが理由で不採用ということでした。
これが40代で事務系転職の現実なのだと思います。
けれども二次面接までいけたことは大きな自信になりました。
また、今回は、転職エージェントさんが私を押してくれている感じもありその辺も嬉しかったです。
不採用の電話の時に、40代だと人材紹介(いわゆる転職エージェントサービス)よりは、紹介派遣の方がいいと思いますよとアドバイスくれました。
正社員の人材紹介は、どうしても若い子が採用されやすいとのこと。
書類面接の時点で厳しいとのことです。
紹介派遣の方が年齢制限の縛りはゆるいので、紹介派遣を通じて正社員を目指す方がいいかもしれないとアドバイスをもらいました。
そして、「今自分の手元には私の条件に適合する求人はないけれど、親しい派遣会社に声をかけてみようと思っていますがどうですか?エージェント同士で横のつながりがあるんですよ。紹介予定派遣でも大丈夫ですか?」とありがたすぎる申し出が。
最初、うわべだけのセリフかな?とも思ったんですが、わざわざそんなこと言うとは思えないし、ありがたくお願いすることにしました。
もちろん正社員採用の方が良いに決まっているのですが、わがまま言えません。
今回は残念な結果に終わりましたが、良い転職エージェントさんに出会えたことで私は希望を失わずに済んだと思います。
ちなみにその転職エージェントさんは、その後も連絡をくれ仕事を紹介して下さいました。
その時は訳あって私から辞退させて頂いたのですが本当にありがたかったです。
以上で今回の記事は終わりです。